PROFILE
つむぎ寫眞館の雨海香純(あまがいかすみ)です。
「なんて読むの?!」とつっこんで頂ける苗字になりました。
1989年(昭和64年)生まれ。奈良県出身で、学生時代は京都で4年間過ごし、就職後は大阪に住んでいました。
結婚を機に東京に来て今年で9年目です。5歳の娘とトート(パパ)の3人暮らしです。
バリバリ標準語の娘に勝てず薄い関西弁になりつつあります。
昔から子どもと赤ちゃんが好きで、子ども写真館に就職しました。
写真館では、1時間に何組もの家族を撮影していましたが、1家族・1人ずつじっくりと向き合って写真を撮りたいという思いから出張撮影を始めました。2018年にスタートし、ご家族様の節目や日常の写真、そして保育園でのスクール撮影も行なっています。
プライベートでも、ずっと写真を撮ることが好きです。子どもの頃から写ルンですやコンデジで、友達や友達と過ごした風景を撮ってはプリントし、見たもの・経験したもの・忘れたくない景色をとにかく記録していました。自分の感情や大切な瞬間をずっと形にして手元に置いておける写真が、私の人生において重要なアイテムになっています。
恐らく、私の写真好きは祖父と通じている部分があると思っています。
私の祖父は、家に自分で暗室を作るくらい写真が好きな人でした。でも、それは祖父が亡くなった後に知ったパーソナルな部分でした。
口数が少なくほとんど自室に篭っていた祖父だったので、一緒に暮らしていたのにほとんど接点がないままお別れしましたが、彼が撮った幼い私は、安心した柔らかい笑顔をカメラに向けていました。祖父との印象的な会話も出来事もないけど、その写真があるから「きっと祖父もこの時は私に笑顔を向けてくれていた」と感じられ、私と祖父を繋ぐ大切な一枚になっています。
家族写真や大切な人との写真を撮ることは、おじいちゃんおばあちゃんから、お父さんお母さん、そして子どもたちにつながれた命、普段は伝えきれない相手を思う気持ちや愛情を表現できる一つ方法だと思っています。その写真を見返すことで、後からでも気持ちを届けたり受け取ることができて、さらに愛や絆を深めることができる。
「つむぎ寫眞館」は、人と人、家族との絆を紡いで深めるきっかけになる場所(機会)になればと思い屋号にしました。